【手帳】受験のための手帳から 新入試に対応した手帳へ「今未来手帳」

Learn-S Report Vol.34 受験のための手帳から 新入試に対応した手帳へ

Learn-S Report Vol.34 受験のための手帳から新入試に対応した手帳へ「今未来手帳」

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Learn-S Report(ラーンズリポート)

毎回、各教科のスペシャリストを招いて、対談やインタビュー形式で、各校の指導事例や先生方の熱い声をお届けする、ラーンズの連載企画「Learn-S Report(ラーンズリポート)」。

生徒一人ひとりの伸ばし時を逃さずに、成長をデザインする「今未来手帳」(いまみらい手帳)。採用されている学校は、どのような機能に魅力を感じ、どのように指導に活かされているのか。実際にご活用いただいている学校様へ訪問し、先生方や生徒さんからお聞きしました。
先生のプロフィール

矢吹 俊裕(やぶき としひろ)先生
福島県立 福島高等学校 教師。
福島高等学校は、1898年(明治31年)開校。毎年多くの生徒が難関国公立大学に合格。県内有数の伝統ある進学校である。2007年にSSHの指定を受け、現在3期目を迎えた。主体的、協働的に考え行動できる人材の育成を進めている。


統一した指導と志望校合格のための手帳
受験0学期、平日の準備を意識させる手帳
思わぬ手帳の効果も


統一した指導と志望校合格のための手帳

Learn-S Report Vol.34 受験のための手帳から新入試に対応した手帳へ「今未来手帳」

「3年0学期」を意識させるために、福島高校では、2016 年12月から2年生が使う手帳を導入されました。手帳の導入を推進された矢吹俊裕先生にお聞きしました。

矢吹先生
男子校から男女共学になって、10年以上が経ちました。 近年は真面目にコッコツ取り組むタイプの生徒の割合が多くなっていると感じます。その中で「自主自律」から生徒の側に一歩踏み込んで、手帳というツールをベースにして「自主自律」を実現させ、効率的な学習のしかたを身に着けさせる指導もあっていいのではと考えました。
そして、生徒が自分の学習や生活の様子を記録するとともに、進路についての考えや、志望校の情報を書くページを多く配した手帳を作りたいと考えました。何より、生徒を見ていると、メモすべきことを簡単にスマホ等で写真を撮って済ませていることに危機感を持ったという理由もあります。
手帳としては変則的な期間(2年生12月~3年生3月)で、模試の結果や大学調べの記録も残させたいというカスタマイズの要望に応えてくれたのがラーンズの手帳でした。


受験0学期、平日の準備を意識させる手帳

手帳を使われた率直なこ感想と、その結果をお聞かせください。

矢吹先生
卒業時、全員にアンケートを実施しました。
60%以上の生徒が手帳を「役に立った」と評価しました。興味深かったのは、「役に立った」と評価した生徒の中では、文系の生徒のほうが理系の生徒より10 % 以上多かったことです。
「学習計画、予定、テスト範囲確認、時間管理等、大変役立った」「いつまでに何をやる べきかが一目でわかった」また、「受験本番も持って行った」という声もありました。
手帳が振り返り、自己管理のツールとしてだけでなく、目標や夢に挑戦する生徒を励ますものにもなったのだと感じています。


新入試に対応する手帳

先生は今年度、1年生を担当されていると伺いました。

矢吹先生
1年生を担当するにあたり、新入試を意識して、学校内外の活動の記録を残すページ等を追加し、ポートフォリオとして活用できる手帳に改訂しました。本校は 2学期制ですので、入学時と10月の2度、入試改革の動きも含めて手帳をどう活用すればいいのか、学年全体に指導しました。入学から半年たてば、学びたいことや目標も変わってきますよね。 「リスタート」と銘打って、自分を見つめ直し、目標を見直せるような構成にしています。後期から新たな気持ちで勉強に取り組めますし、「手帳も新たな気持ちで使えばいいよ」という発信です。


思わぬ手帳の効果も

活用する生徒さんだけでなく、先生方にとって手帳の効果はありますか。

矢吹先生
面談の記録を記入するように指導しています。それを読むと自身の話が生徒にどう受け止められているか、とても参考になりますし、毎週の振り返り欄の記載からは、授業やホームルーム等で教員からの言葉をよく聞いていることが伺えます。
最近では、生徒から「進路で悩んでいます!」というような記載も見られるようになり、すぐに対応できています。コミニュケーションツールとしても活用できていますね。


福島高校では、2019年度全校でカスタマイズ手帳をご採用いただいています。

※先生のプロフィールはインタビュー当時のものです。


「今未来手帳」(いまみらい手帳) ご活用の声

「書いて記録」し 自分の言葉で成長を語る

高校生向けの手帳「今未来手帳」(いまみらい手帳)


福島高校でお目にかかったのは、初々しい男子ひとり、女子ふたりの生徒さん。入学式翌日に手帳を手にしたときの感想は、「今まで手帳を使ったことないし、ちょっと面倒だなと思った。」「使いこなせるかなと不安に思った。」など、少し消極的なものでしたが、半年後の活用状況と自分で感じる成長を、それぞれが自分自身の言葉で語ってくれました。先生が望んでいらっしゃった成長がそこにありました。


Learn-S Report Vol.34 受験のための手帳から新入試に対応した手帳へ「今未来手帳」


「1日は短い」時間の大切さを実感

生徒たちの声 S・Hさん

手帳の週間スケジュールは24時間で作られていて、自分の1日を記録し、それを目で見ると「時間ってなんて短いんだろう。お風呂入るのも寝るのももったいないな。」と思ってしまいます。勉強時間にはイヤでも向き合わなきゃいけないし、前日が少ないと、「その分、今日は頑張ろう」と思うことができて、勉強時間の確保に役立っています。


手帳活用で文章力アップ!

生徒たちの声 Y・Mさん

家に帰って最初にするのは、手帳を開いて今日の時間割を確認することです。学校で何を学んだかを見直します。意外に忘れているんです。先生から、「課外活動や読んだ本など、感想をなんでも書いておきなさい」と言われています。書くようになって、文章を書くことに抵抗がなくなって、少し力がついてきたかなと感じています。


自分の成長を見つけられる手帳

先生の声 I・H先生

新入試に向けて、「e-ポートフォリオ」が注目されていますが、私自身はすぐにそこに行かなくてもいいと思っています。近年、生徒たちの「書く力、記述力」が落ちていると実感しています。手帳でその力をつけてほしいとも思いますが、あくまでも手帳は自分を成長させるためのツール。「自分の未来のために準備する手帳」として活用してほしいと願っています。


ラーンズから
2年前、「2年生の冬から卒業までの手帳を作ってもらえますか」という矢吹先生からのお電話から、福島高校の手帳が始まりました。初年度は2年生のみ。その生徒さんが無事卒業され、今年度は1年生と2年生で手帳を活用いただいています。「手帳の記載で生徒が考えていることがわかります。考えていることが言葉になったことは尊いと思います。」という先生のお言葉に胸が熱くなった時間でした。

2019年4月23日 公開



高校生向けの手帳「今未来手帳」(いまみらい手帳)

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